カイジがチンチロリンで目無しを出して3000ペリカ失う確率をざっくりと求める
カイジ(第二期)面白いですよね。
でも途中から何故か「そもそも、そんなに目って出るもんかしら?」ってことが気になりだしてしまい、それどころじゃありませんでした。
数学的に考えると、一回振った場合は確率的に 6/6 * 5/6 * 4/6 = 20 / 36 = 0.555、つまり55.5%で目無しになるわけですが、それを三回連続で出して負けるってのは、どのくらいの確率なわけでしょう。結構低いような気がするんですが。
考えるとめんどくさいのでPythonプログラムで求めてみました。かっこ良く言うとモンテカルロ法ってやつですが、そんな大層なものではありません。まあ多めに見てくださいませ。
kaiji.py
import random cnt = 0 rep = 1000000 throw = 3 for r in range(rep): for i in range(1,throw): deme1 = random.randint(1,6) deme2 = random.randint(1,6) deme3 = random.randint(1,6) demes = set([deme1, deme2, deme3]) deme123 = set([1,2,3]) deme456 = set([4,5,6]) if(demes == deme456): # win(456) break if(deme1 == deme2 or deme2 == deme3 or deme1 == deme3): # win or draw break if(demes == deme123): # lose(123) cnt += 1 break if(i == throw): # lose(no part) cnt += 1 print cnt / float(rep)
とりあえず100万回試行で。これを実行すると大体0.172〜0.173くらいの値が出ます。ざっくり言うと、カイジ君は17.2%くらいの確率で3000ペリカを失っちゃうわけですね。
それを踏まえてしまうと……
どう考えても………流れは……ない……っ!!!
ざわっ…… ざわっ……
■追記:
何をどう勘違いしてたのかわからんですが、結局カイジが出したのって目無しじゃなくて123なんですよね。123が出る確率は4.1%くらいになります。ちょろっと書き換えればできると思うので、興味がある人は試してみてください。